あそびの屋台大集合―第3回ふるためあそびのがっこう―
2014年02月24日

2月上旬は荒天の日もあり,順延された今回の開催も心配されたが,快晴のもとで当日を迎えることができた。
3回目の開催となった本イベントは,1回目,2回目よりも内容を充実させて子どもたちを迎え入れた。
あそびの屋台は60ブースを超えた。前回同様ワークショップやステージショーなどもあそびの要素として取り入れ,屋内外で子どもたちはみな楽しんでいた。
この日の後半は会場から離れてしまいエンディングまで見届けることができなかったが,午後からはさらに大盛況であったらしい。
子どもたちの笑顔が絶えなかっただろう。
中心メンバーをはじめとして,地元住民の方々は事前準備などがとても大変であるが,協力して何とか開催にこぎ着けた。
次回も今回よりもよいものになって開催される予定だ。
外部人材の活動実態―活躍する奥三河の地域おこし協力隊たち―
2013年12月06日

登壇者は東三河と南信州で活動する3名。
現在,東三河で3自治体,遠州で1自治体(3~4名),南信州で8自治体(28名)がこの制度を活用して,条件不利地域で活動している。
ここでの報告によれば,これまで都市部に生活基盤を置いてきた経歴もさまざまな移住者たちは,それまでの経験を活かして農山村の地域づくりの担い手として奮闘中のようだった。
活動内容(仕事)も,地元の地域資源を活かした実践的取り組みや新事業の企画,情報発信などが中心である。
地元の方々との交流しながら協力を仰がないと成立しないことばかりだ。
任期付きで自治体に採用された身分のため,任期中にある程度の成果を出すことも必要であるで,自治体としては就農や起業することで定住することも期待されているので,移住者としても受け入れ側もいろいろと模索している点もある。
担い手たちは,農山村の生活や生業について身をもって体験しているようだが,ここで語ることのできない苦労や困難もあるだろう。
地元の期待にも答えねばならないという重圧に耐えながら任期を全うすることだろう。
こういう取り組みの芽が出るのは短期ではなかなかみえず,継続的に取り組んで長い目でみていくことが肝心だ。
清酒発祥の地のマダム―一市民からのまちづくり―
2013年12月01日

4年前にまち歩きイベントをきっかけにまちづくりに関わり,商店街などの活性化に奮闘してきたということだった。
子どもが就学時なってからはPTAや子育て世代と外との接点ができた。そしてまちづくり市民への第一歩を踏み出すことになったらしい。
それからは商店街活性化のためにコンサートや飲み歩きイベントの企画運営などを中心にまちづくりに関わってきた。
市民と飲食店をつなげ,いろんな人たちを巻き込んで人脈が増えた。そして新たなコミュニティを形成することにもなった。
短期間で行政も市民も企業も巻き込んだまちづくりへ発展してきたようにも感じ取れた。
家族の理解も得ながら,これからも地元のためにさまざまな仕掛けを考えていくようだ。
Iターンの若者たちが住み着いた―過疎地域優良事例表彰団体2013―
2013年09月05日

この制度で東栄町のNPOが過疎地域自立活性化優良事例として表彰されることが決定され総務大臣賞を受賞することになった。
当団体は,地元で活躍する和太鼓集団を母体とする団体で,2010年からNPOとして活動してきた。
母体となる集団は1989年に東栄町へ移住。廃校となった東園目小学校拠点に活動をスタートさせた。Iターン者などのメンバーを積極的に受け入れ,若者の定住対策にも貢献してきた。
そういうなかで団体を支える仲間たちでNPO組織を立ち上げて,地域活性化を図る活動をさらに展開してことになる。
ちなみに愛知県内では2012年に設楽町田峰地区の団体が大臣賞を受賞し,愛知県奥三河の団体としては2年連続の受賞となった。

今,ひとつになりて,行かん―「蒼の大地」飯田公演
2013年08月25日

現在のツアーのうち,豊橋,飯田,浜松での公演を三遠南信プロジェクトとしていて,三遠南信地域のPRも展開されています。
そして2013年6月豊橋公演に続いて飯田でのステージとなりました。
実は,飯田での公演は初めてのようで,どのようなことになるのかメンバーのみなさんはわからないようでした。
南信州地域でも多くの和太鼓集団が活動しているようで,東三河地域の和太鼓集団はあまり知られていないような印象を受けました。
当日は思ったような集客とはいかなかったんですが,これから徐々に知られていくことを期待したいと思います。
また,最後の三遠南信プロジェクトツアーは,2014年6月に浜松での開催となります。
今,ひとつになりて,行かん―「蒼の大地」豊橋公演
2013年06月25日

これまでの公演内容とは若干異なるもので,今回は物語性の強いものとなったようでした。
全国ツアーは2012年3月に天竜川の水源である諏訪での奉納公演を経て,同年5月に新城からスタートしました。
そして1年後,豊橋でのステージの日が訪れました。
豊橋公演はこれから予定されている飯田と浜松を含めて三遠南信プロジェクトと位置づけられて三遠南信地域の交流と連携のPRも兼ねた活動になります。
久しぶりに豊橋での公演は新芸術劇場で昼と夜の2回行われ,どちらもほぼ満員となり大盛況でありました。
東三河地域には和太鼓演奏のグループが多いようで,それに関わるさまざまな人たちからこの太鼓集団は注目され,愛されていると感じることができました。
あそびのがっこう2013準備スタート
2013年06月17日

場所はいつもように民俗資料収蔵室となっている旧小学校跡の木造校舎。
開催日は例年より早く2013年9月15日㈰に決まった。
室内とグランドで開催される予定で,例年残暑が厳しそうなので,汗だくになったり熱中症の危険も考えられるが前回のように雨が降らなければ,またうまくいくイベントとなると思われる。
地元自治会,子供会,消防団,老人会などのみなさんと協働で行われる地域住民主体の活動で,地域を元気づける取り組みとなっている。
また,あそびのがっこうは地元の人たちでなく多くの地域外の方々にもに協力が必要となる。こうしたイベントに関心あるあそびの屋台出展者と準備や当日のお手伝いができる地域の大人たちも大募集中だ。
今ある地域資源を活かしたイベントとなることを期待したい。
三遠南信住民ネットワーク協議会総会・大交流会2013
2013年04月08日

2012年度は短期間ではあったが,世話人会の開催や冊子作成・販売の協力など,できる範囲で活動を実施することができた。
2013年はSENAとの連携を強化していきながら,三遠南信連携の活動をおこなっていくことや「祭り街道」のPRや3地域に「アンテナショップ」を設置することなどが承認された。
つづく大交流会では,東三河,遠州,南信州の3地域の団体が活動発表し,互いの活動を聞いて刺激を受け合った。
そして,ともに連携して活動していくことを確認する場となった。
協議会設立後,はじめての総会・大交流会であったことは先に述べたが,各地域の活動団体へ交流・連携の必要性と有用性を理解してもらい,参加を呼びかけ仲間を増やしていくことを同時に行ってゆくことも必要となる。
あそびの屋台大集合―第2回ふるためあそびのがっこう―
2012年11月24日

前日から当時の雨が予測されたが,その通り夜明け前から雨。
順延も考えられたが,急遽室内での開催となった。
限られたスペースであったが何とか出展者はブースを設置することができた。
開校と同時に子どもたちは狭いところ駆けずり回り楽しんでいたようだ。
天気は徐々に回復し,午後までに雨も上がってグラウンドも乾きだした。
一部の体験コーナーは室内から外へ場所を移して子供たちを楽しませた。
前回に続いて子供たちのたくさんの笑顔をみることできたイベントとなった。
このイベントは地元の人たちとよそ者有志たちが一緒になって作り上げ,協働という形の賜物である。同時に課題も残った点がいくつかみられた。
地元と外部者との信頼関係の構築,連携と協働の限界にも挑戦する地域づくり活動の取り組みの1つとなっている。
奉納歌舞伎で集落再生を目指して―過疎地域優良事例表彰団体2012―
2012年09月08日

この制度で設楽町の団体が過疎地域自立活性化優良事例として表彰されることが決定され総務大臣賞を受賞することになった。
当団体は地元の観音堂に歌舞伎を奉納してきた。
しかし少子高齢化の中で,伝統芸能を維持すべく,小学校との連携,廃校の危機から地域が一体となって宅地造成を行うなど,地元が一致団結して集落を維持してきた。
こうした点が主な評価のポイントとなっている。
東三河の人ならば,この地区の取り組みは多くの人が知るところであろうが,この事例がまた全国に知れ渡り,いい刺激になると期待したい。
また,団体名で受賞することになったが,実際には当該地区すべてのこれまでの取り組みが評価されたといってもいいと思われる。
ちなみに愛知県内ではかつて全国過疎地域自立促進連盟会長賞を足助町緑の村協会(1991年)が受賞していたが,大臣賞を受賞した団体は初めてとなった。
