まちを二分した選挙―地方都市の市長選挙―◀前の記事
2013年11月15日
東三河の先週末は各種イベントが行われとても賑やかだった。
その中でも市長選挙は大変なことが起こった。
前回の市長選(投票率77.32%)では3氏による争いであったが,現職と新人の2氏による壮絶な選挙戦(投票率71.02%)となった。
結果は現職14,724票,新人13,813票であり,911票の差で現職が再選した。
得票数からいうとまちを二分した形となった。同様のケースは2年前の奥三河の村長選挙以来である。
また,現職の得票率が50%を超えたのは今回が初めてであった。
選挙戦の主な争点は約50億円かかるという「新庁舎建設問題」。建設費用が問題なのか建設そのものが問題なのか対抗馬陣営も相当頑張っていたらしい。
確かに現庁舎は分散しており,老朽化が進み耐震性に問題がある部分もあるといわれているため,1ヶ所にまとめた方がよさそうな気もしないでもない。
ただ,今回の選挙結果を見ると庁舎建設を推進する現職が真っ向勝負の末,わずかの差で勝利した形となった。
しかし建設慎重派も5割近く存在していることも忘れてならない。
この結果をどのように受け止め,どのように今後の市政に反映されるのか注目していきたいと思う。
その中でも市長選挙は大変なことが起こった。
前回の市長選(投票率77.32%)では3氏による争いであったが,現職と新人の2氏による壮絶な選挙戦(投票率71.02%)となった。
結果は現職14,724票,新人13,813票であり,911票の差で現職が再選した。
得票数からいうとまちを二分した形となった。同様のケースは2年前の奥三河の村長選挙以来である。
また,現職の得票率が50%を超えたのは今回が初めてであった。
選挙戦の主な争点は約50億円かかるという「新庁舎建設問題」。建設費用が問題なのか建設そのものが問題なのか対抗馬陣営も相当頑張っていたらしい。
確かに現庁舎は分散しており,老朽化が進み耐震性に問題がある部分もあるといわれているため,1ヶ所にまとめた方がよさそうな気もしないでもない。
ただ,今回の選挙結果を見ると庁舎建設を推進する現職が真っ向勝負の末,わずかの差で勝利した形となった。
しかし建設慎重派も5割近く存在していることも忘れてならない。
この結果をどのように受け止め,どのように今後の市政に反映されるのか注目していきたいと思う。