前芝海岸のあさりが…◀前の記事
2013年02月26日

今年こそはと期待していただけに非常に残念です。
1月末の風が強く白波がたっていた日の生物調査のときは,地元の人たちによる潮干狩りが行われていました。
ところが,2月上旬には口を開けたアサリたちが浜一面に広がっていたという話でした。
死滅した大量のアサリで覆い尽くされた前芝海岸は見るも無惨な姿となっていてカラスが群がっていました。
死んだ原因は定かではありません。それまでに豪雨があったわけでもなく上流や沖から何か悪影響を及ぼす物質が流れてきたとも考えにくいのです。
こうした傾向は5年続いています。
そうした中でもアサリの種子は,すぐに南の浜の六条潟で毎年沸いて出てきます。
今年も前芝海岸が潮干狩りを楽しむことはできませんが,末永く見守っていきたいと思います。