浜松市制100周年と市域拡大◀前の記事
2011年07月02日

浜松町から浜松市になったのは1911(明治44)年7月1日であった。
三遠南信地域ではおとなりの豊橋市が2006年8月に市制100周年を迎えている。つまり浜松市は豊橋市の5年後に市制をしいたことになる。
一方,飯田市は1937(昭和12)年に市となったためまだ75年目である。
話を元に戻すが,当時の浜松市は,浜松駅周辺の町で構成された市域だったようで,面積は8.66㎢,人口36,782人,人口密度4,247人であり,人口はかなり密集していた。
市制後9年間でさらに周辺の町村を市域に取り込み,1920(大正9)年の第1回国勢調査では人口64,749人になった。
現在(2010国勢調査)は,人口800,912人,面積1558.04㎢の広大な市域に80万人が居住していることになっている(2005年国勢調査結果では804,032人)。
記憶に新しいが,浜松市は2005年7月1日,今から6年前に周辺の市町村と合併し市域が拡大した。
それまでにも浜松市は市町村合併を重ねてきた。戦後,昭和30年前後の町村合併政策などで,周辺町村が浜松市へ編入されていった。多少期間は空くものの,市町村合併は1991年まで続いていたのだ。
浜松市にとって,2005年の平成の大合併はいままでの合併のなかでもっと大きなものであり,この合併以前の旧浜松市の約5倍の広さをもつ周辺市町村と編入合併するという,いままでにない大きな市町村合併を経験したといっていいだろう。
これまでの浜松市の100年は市域の拡大と共に歩んできた歴史ともいえるのかもしれない。
Posted by ゆ~うぃっち at 23:29│Comments(0)
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