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2011年02月14日

市民に愛され地域に根付くご当地グルメを目指して豊橋カレーうどんプロジェクトが次のステップへと動き出したようです。

2011年2月14日㊊の平日午後に「豊橋カレーうどんファンクラブKICKOFF記念シンポジウム2011」が豊橋商工会議所9階で開催されました。

対象は,豊橋および豊橋カレーうどんの愛する方,関係行政職員,うどん店のみなさま。

プログラムはゲストスピーカ2名(経産省経済産業政策局と豊橋市長)によるスピーチ,事例紹介,そしてパネルディスカッション(コーディネータ:事例紹介講演者,パネリスト:ゲストスピーカ1名,地元うどん店社長,豊橋カレーうどんファン代表,豊橋観光コンベンション協会メンバー)が行われ,最後にKICKOFF宣言で締めくくられました。

シンポジウムでの細かい内容には触れませんが,豊橋カレーうどんのスタートにあたり,メディアを活用していち早く外へ発信することを重視した説明がありました。

これはロケ地誘致の経験が活かされたもので,これが功を奏し全国放送のテレビ番組で紹介され,他地域から豊橋に訪れる方が増えたそうでした。

そして外への発信と同時に,市民向けにスタンプラリをはじめたということでした。
その結果,2010年4月にはじまってからこれまで22万食が食されたそうです。

ただ,個人的には多くの市民に思うのは,豊橋カレーうどんはまだまだ浸透していないと気がします。それは「豊橋=うどん(=ご当地グルメ)」というイメージができない人が多いからなのかもしれません。

豊橋では古くからうどん文化が根付いていたといわれ,うどん店ではずっと自家製麺で営業を続けていたという事実があるようですが,一般の豊橋の人たちに日常食としてのうどん文化がどれくらいの人たちに認知されていたのかという疑問が出てきます。


それにしてもなぜ平日午後にシンポジウムを開催したのでしょうか。最初は全く理解できなかったのですが,しばらくしてようやく気づきました。多くのうどん店が月曜定休日であったことと関係しているのではと思ったのです。

よってこの時間帯の参加者は多くがうどん店関係者と行政・商工会議所関係者で占められ,一般の方はというと,果たしていたのかわかりませんでした。

豊橋観光コンベンション協会の仕掛け人の方は「市民に愛され地域に根付くご当地グルメとしてみなさんのお力を借りながら,豊橋カレーうどんを定着させ,全国区にしていきたい。そして豊橋ファンを増やしていきたい」といわれていました。

ならば,この場に行政関係者だけでなく,大部分が一般の人たちで占められているようにすべきで,豊橋カレーうどんが大好きな一般市民のファンを中心としてシンポジウムとなってほしかったと思います(まるで関係者の決起集会的な雰囲気でした)。


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Posted by ゆ~うぃっち at 23:52│Comments(0)東三河
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