HappyWeddingと河岸段丘
2014年02月25日

歴史に造詣が深い新郎が選んだ敷地内にあるレストランウエディングの会場で,人前挙式と披露宴が滞りなく執り行われた。
観光スポットとしても有名なこの庭園は,歴史的な視点だけでなく地理的な視点でみると,また違った楽しみ方ができるところでもある。
ここは市内を流れる一級河川(幹川流路延長96kmの支流)左岸の河岸段丘上に位置し,高低差(5メートルほど)を利用した日本庭園のつくりとなっている。
高いところは標高15メートル付近であり,都市化が進んでいなかった時代には河川がよく見え眺めがよかったのかもしれない。
今回はじっくりとその地理的特長をみることができなかったので,また機会のあるときに訪れたいと思う。
あそびの屋台大集合―第3回ふるためあそびのがっこう―
2014年02月24日

2月上旬は荒天の日もあり,順延された今回の開催も心配されたが,快晴のもとで当日を迎えることができた。
3回目の開催となった本イベントは,1回目,2回目よりも内容を充実させて子どもたちを迎え入れた。
あそびの屋台は60ブースを超えた。前回同様ワークショップやステージショーなどもあそびの要素として取り入れ,屋内外で子どもたちはみな楽しんでいた。
この日の後半は会場から離れてしまいエンディングまで見届けることができなかったが,午後からはさらに大盛況であったらしい。
子どもたちの笑顔が絶えなかっただろう。
中心メンバーをはじめとして,地元住民の方々は事前準備などがとても大変であるが,協力して何とか開催にこぎ着けた。
次回も今回よりもよいものになって開催される予定だ。
口伝と見よう見まねによる相伝を通した伝承―豊橋鬼祭
2014年02月12日

この祭りを取り上げた最新書籍によるとかなり神聖なる行事とみてとれる。
神事は氏子14ヶ町で構成され,各町で赤鬼,天狗,黒鬼の神役,司天師,青鬼,小鬼などの諸役を担当しているようだ。
しかし,神聖さとは別にイベント的な箇所もみられ,純然たる神事ということはできなさそうな感じだ。
イベント的なシーンは神事のクライマックスであり,大勢の見物人たち(参拝客)が集まり,御利益を求めて粉まみれになるらしい。
見物人たちが白粉餅に夢中になっている間にあらぶる神はお宮へ出て氏子町内を回る。本祭りはお宮に帰還する深夜まで及ぶ。
都市部にして神聖なる祭礼はおおよそ1000年ほど前から執り行われているといわれ,時代の流れにあわせて内容も祭礼日も変更してきたようだ。現在は毎年2月10日と11日と固定されている。
神事の稽古(神役)は開催月の朔日朝から始まるらしく,地元の先輩方から口伝や身振り手振りで指導を受けるようだ。
こうして地域の伝統文化や芸能は語り継がれていくのだろうが,それを受け継ぐ人材も不足がちであることもここでも生じているようだ。
飯田線特集―3市合同企画―
2014年02月04日

特集タイトルは「のんびり気ままに飯田線の旅」。
2005年7月に浜松市が広域合併したことにより飯田線が市域に含まれるようになったことで実現したといってよい。
内容は飯田線のプロフィールからはじまり,東三河,遠州,南信州の3地域の主な駅と近隣の見所が紹介されている。
東三河は豊橋駅,東栄町,鳥居駅など,新城駅,長山駅。
遠州は佐久間駅,浦川駅,下川合駅,城西駅,水窪駅。
南信州は為栗駅,田本駅,天竜峡駅,平岡駅,秘境駅号。
特集1ページ目に三遠南信の地図と飯田線,そして始点,中間点,終点の駅のみが掲載さているだけであった。
せっかくならば特集で取り上げた駅や見所を地図上に示すこともしてはよかったのではないだろうか。
少し残念な仕上がりではないだろうか。
内容は各市のwebサイト上の広報のページで確認できる。
⇒豊橋市 浜松市(リンク切れ注意) 飯田市
ちなみにこれまでの3市合同企画の特集は下記の通り(発行号と特集タイトル)。
2012/03/01 4万年の時を超えて~三遠南信遺跡めぐり~
2010/03/01 三遠南信旬食(しゅんしょく)紀行
2008/02/15 歌舞伎ではぐくむ、三遠南信交流
2006/02/15 昔も今も、三遠南信交流
2004/03/01 見よう!遊ぼう!体験しよう!東三河 浜松 飯田
2002/01/01 夢をはぐくむ三遠南信交流
2000/01/01 辰年生まれ 辰年生まれまれの三市長 三遠南信交流を語る
1998/01/01 広がる三遠南信交流 人が集い、人と出会う
1996/01/01 交流が開く 三遠南信地域の未来
年が明け除夜の鐘を撞く
2014年01月02日

ここ数年続けて過ごした寺は異なるが,本年も寺で新年を迎えていた。
今回は除夜の鐘を撞いた。多くの参拝者が鐘撞きを体験していた。
少々コツがいるようであまりうまく撞くことができなかった人が多かったが,それでもみなよい鐘の音であった。
そして参拝者には永平寺より直伝の「生姜湯」も振る舞われて,それをいただいて寒さも和らいだ。
数年前から寺院のイベントが盛んに行われるようになった。
早いところでは10年以上前から寺院に親しみを感じてもらうことを目的に様々なイベントが開催されている。
檀家離れによる寺院経営不振が懸念されたことが主な理由であろうが,寺院との距離を縮めるための1つの取り組みである。
特に,跡継ぎが決まっていたり,若い住職の寺院では積極的にイベントが行われているように感じる。
ちなみに寺社が最も多い都道府県は愛知県,愛知県内ではベスト4は名古屋市,岡崎市,一宮市,豊田市の順となっている(職業別電話帳ベース)。
謹賀新年2014―新たなるつながりへ
2014年01月01日

2013年はどんな動きであったのだろうか。
ソーシャルメディアを通じた交流の状況,というよりもその利用や活用状況は落ち着きを見せたのではないだろうか。
始めたばかりの頃はかなり盛んに利用していたように感じられるが,特に大手インターネット交流サイトの利用状況をみると利用率はかなり低下している。
地域ブログサイトの利用状況をみても,数年前と比べると投稿数やブログ利用者は減少している。
これは大手インターネット交流サイトへ利用者が移行したことが要因の1つとして考えることができる。
しかしどちらのサイトも利用頻度が下がっていることは共通してうかがうことできる。「SNS疲れ」の傾向にあるということもできるかもしれない。
こうしたSNSサイトの利用は,個人による向き不向きがあるのかもしれない。好きな人や向いている人は利用を続けることができるが,そうではない人は続かない。
こうした状況を踏まえて2014年のSNS利用はどのようになるのか注目したいと思う。
さて,この地域にも新たな動きがみられそうだ。行政,経済界,住民組織が連携した具体的なさらなる動きを期待するとともに,どのような形で個人的に地域に貢献でするのか模索が続く日々である。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします

対戦カード決定―2014FIFA WorldCup―
2013年12月08日

日本はC組で,対戦相手は南米(予選2位),欧州(PO),阿(予選負けなし)の3チーム。
FIFAランキングはいずれも日本より上位らしい。
なんとか頑張れば予選突破できそうな感じはしないでもない。
1勝2分けならば予選2位といったところだろうか。
ただ,問題は決勝トーナメントだ。相手はD組と対戦することが決まっている。
D組はとても大変な国が集まり,激戦は必至。
仮に日本が予選突破して決勝トーナメントに進出しても厳しい戦いとなることも間違いない。
念のためこれまでの日本の成績をみておきたい。
1998フランス大会 GL3敗(勝ち点0)
2002韓国・日本大会 GL2勝1分け(勝ち点7)
2006ドイツ大会 GL1分2敗(勝ち点1)
2010南アフリカ大会 GL2勝1敗(勝ち点6)
よくみるとW杯歴代優勝国での大会では1勝もできていない(1998フランス大会は地元開催のフランスが初優勝)。
つまり,2014年のブラジル大会は1勝もできないことになる。
さて,朗報はゲーム開始が日本時間の早朝から午前中にかけて行われることで,日本戦はテレビでライブ中継されると思われるので寝不足の心配はなさそうだ。
穂の国・豊橋ハーフマラソン2014エントリ終了
2013年12月07日

2014年3月30日㊐の開催で,4月が近いことが気になります。
そしてエントリ受付が12月2日㊊から始まりました。
昨年からエントリ受付期間が3週間ほどに短縮されました。
しかし,前回はエントリ受付開始後,数日で定員に達してしまう事態となりました。
そして2013年はというと,1日半でエントリ受付終了となってしまいました。
実は今回からエントリ方法がこれまでとは変更となり,窓口での受付がなくなり,Webエントリと専用振替払込用紙だけとなってしまいました。
エントリ数の即時把握が主な要因のようです。
スポンサー枠によるエントリ数も減らされ,こちらのエントリ受付は大変なことになったようでした。
ここまで人気が高くなると,先着順から抽選制に変更される可能性もあるかもしれませんね。
外部人材の活動実態―活躍する奥三河の地域おこし協力隊たち―
2013年12月06日

登壇者は東三河と南信州で活動する3名。
現在,東三河で3自治体,遠州で1自治体(3~4名),南信州で8自治体(28名)がこの制度を活用して,条件不利地域で活動している。
ここでの報告によれば,これまで都市部に生活基盤を置いてきた経歴もさまざまな移住者たちは,それまでの経験を活かして農山村の地域づくりの担い手として奮闘中のようだった。
活動内容(仕事)も,地元の地域資源を活かした実践的取り組みや新事業の企画,情報発信などが中心である。
地元の方々との交流しながら協力を仰がないと成立しないことばかりだ。
任期付きで自治体に採用された身分のため,任期中にある程度の成果を出すことも必要であるで,自治体としては就農や起業することで定住することも期待されているので,移住者としても受け入れ側もいろいろと模索している点もある。
担い手たちは,農山村の生活や生業について身をもって体験しているようだが,ここで語ることのできない苦労や困難もあるだろう。
地元の期待にも答えねばならないという重圧に耐えながら任期を全うすることだろう。
こういう取り組みの芽が出るのは短期ではなかなかみえず,継続的に取り組んで長い目でみていくことが肝心だ。
パンラリーに参加しショップ巡りスタート―妖怪パン祭り―
2013年12月05日

参加店のうち,営業するすべての日にラリーパンが提供されるのは11店舗。
残りの5店舗では曜日指定,時間帯指定となっている。
さらに製造・販売の数量が少数であるため,平日勤務の人たちは入手することができないということになる。
実際に参加してみると,午前中に完売する店舗は少なくない。
残数や完売情報,追加情報などもすべての参加店において自ら情報発信されることも期待すべきではないので来店してみないとわからない。
それぞれの店舗に事情があると思われるが,初めての試みだけに参加店舗も様子をみているといってもいいだろうし,これからの状況をみながら臨機応変な対応がなされることを期待したい。
また,購入者側はラリーパンの購入だけを目的とすべきではないし,イベントの趣旨をよく理解しながら,初めて来店するところがあれば,通常販売の商品にも目を向けていろんなことを発見することも勝手に期待している。
いずれにせよ,事務局も参加店舗もラリー参加者も大変なことは間違いないが,互いにとってよい効果をもたらされればいいと思う。